桜沢池

2021.07.07.水 外来種駆除

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⽔抜き前before

⽔抜き後after

2018年12月、都立野山北・六道山公園の桜沢池でかいぼりを行いました。目的は池底の泥を天日干しすることによる水質改善と、外来種の除去による生物多様性の向上です。

 

外来種はコイ(18個体)、オオクチバス(14個体)、ブルーギル(2831個体)、ミシシッピアカミミガメ、ウシガエル、アメリカザリガニ、カワリヌマエビの仲間を捕獲。在来種はドジョウとコシアキトンボのヤゴのみで個体数も少なく、池の生態系は壊滅と言ってよい状況でした。

オオクチバス

ブルーギル

かいぼりにより、外来魚を全て駆除することができました。また、池の清掃を行い、水鳥などを傷付ける恐れがある釣り針等を回収しました。この清掃もかいぼりの大きな成果です。

かいぼり後(平成31年4月撮影)

しかし、2019年5月にオオクチバスの成魚が再び放流されているのが発見され、繁殖(多数の仔魚)を確認しました。悪質であるため、警察と連携して対応しています。なるべく早い段階で再び水を抜いて根絶させる予定です。

孵化した稚魚